岩手大(岩渕明学長)の創立70周年を記念した震災復興活動展は16日、盛岡市上田の岩手大図書館アザリアギャラリーで始まった。東日本大震災の発災直後から教職員、学生が一丸となった支援活動の足跡を、パネル展示や沿岸の企業と共同開発した製品を通して紹介。復興のフェーズが変わる中、被災地に寄り添った支援の在り方に多くの示唆を与えてくれる。

 活動展は、被災木材をリサイクルした復興ボードの生産・活用や被災動物の支援、三陸の気候に適した園芸作物の栽培など総合大学の知見を生かした9項目の展示を中心とした。

 岩手大の復興支援は現在、教職員約170人が所属する三陸復興・地域創生推進機構が担う。学術情報課の切金(きりがね)敦課長は「地域コミュニティの再生など、大学として継続的に支援を続けている取り組みにも理解を深めてほしい」と来場を呼び掛ける。

 11月15日まで。午前10時~午後4時。入場無料。27日と毎週月曜、祝日休館。