盛岡市の60代女性が、警察官をかたる男からキャッシュカード3枚をだまし取られ、約200万円を引き出される特殊詐欺事件が発生した。盛岡東署はカードをすり替える窃盗手口とみて、警戒を呼び掛けている。

 同署によると、7日午後、署員を名乗る男から女性宅に電話があり「あなたの旦那さんの口座が特殊詐欺被害に遭った。今から警視庁の警察官が自宅に行って口座を凍結します」などと言われた。

 その後、女性宅に同庁の警察官を名乗る男が1人で訪問し「口座を凍結するため、この封筒にキャッシュカードを入れてください。同じ住所に住む家族の口座も凍結した方がいい」などと言われた。女性は渡された封筒に自分と夫名義のキャッシュカード計3枚を入れ、印鑑を取りにその場を離れた。

 男は封筒を10日まで保管しておくよう伝え、その場を立ち去った。後日、不審に思った女性が封筒を開くと偽造カードとすり替えられており、口座からは約200万円が引き出されていた。