台風19号で本県沿岸部を中心に運休や停電、断水などの影響が続いている。

 【三陸道と釜石道、通行可能に】三陸道三陸-山田南と釜石道釜石仙人峠-釜石ジャンクションの通行止めを解除した。県内の三陸道と釜石道は全線が通行可能になった。ただ、三陸道釜石唐丹ICはのり面が被災し利用できない。

 【JR八戸線、階上-久慈で運転見合わせ】JR盛岡支社によると、区間運休などが発生していた釜石線、山田線、花輪線は14日、全線で運転を再開した。15日以降はそれぞれ平常運転となる。八戸線は階上-久慈で運転を見合わせている。陸中中野駅の設備被害の復旧に時間がかかるため、バスによる代行輸送を準備している。東北線一ノ関-小牛田は15日午後から運転再開する見通し。大船渡線BRTは14日午後から大船渡-碁石海岸口で専用道から一般道に変更して運転を再開。

 【三鉄、釜石以北で臨時便や代行バス】土砂被害が相次いだ三陸鉄道リアス線は15日から宮古-田老間で臨時便を運行する。釜石-宮古、田老-久慈では代行バスを運行する。

 宮古-田老では通勤通学時間帯に合わせて上下各9本が運行。臨時バスは釜石-宮古で上下各4本、田老-久慈で上下各5本が運行する。臨時バスが運行する両区間では復旧作業が続き、14日時点で全面復旧に向けた見通しは立っていない。14日からは盛-釜石で減便して運行を再開した。

 【空の便、フェリーは平常に】花巻空港発着便は14日から平常運航を再開。宮古市と北海道室蘭市を結ぶフェリーは14日午後8時50分室蘭発から平常運航となり、宮古港発は15日午前9時25分の予定。

 【停電は宮古で続く】東北電力によると14日午後8時現在、県内では宮古市の約1300戸で停電が続いている。15日夜までに復旧の見通し。

 【断水1800戸】県によると14日午後2時現在、釜石、宮古、久慈、岩泉、山田、田野畑、普代の7市町村の水道施設で1883戸断水。内訳は、宮古市は重茂地区の534戸を含む875戸、久慈市は宇部の600戸を含む684戸、釜石市は尾崎白浜の107戸を含む132戸、岩泉町100戸など。

 【休校10校以上】県によると、被災状況を考慮し15日に休校とするのは計11校(14日午後2時現在)。小学校5校、中学校4校、高校1校、特別支援学校1校で、このほか15日朝の交通事情を踏まえて休校するかどうか判断する学校もある。