県警は14日、台風19号で発生した土砂崩れに巻き込まれ、病院に搬送されていた宮古市、飲食店店長木村徹さん(59)の死亡を確認したと発表した。台風19号による県内の死者は2人目。

 木村さんは13日午前2時ごろ、自宅近くで土砂崩れに巻き込まれた。その後救出されたが、搬送先の病院で13日夜に死亡した。死因は外傷性ショックだった。

 台風19号の影響で14日も本県の生活、交通などに影響が出ている。JR盛岡支社によると正午現在、釜石線花巻-遠野は運転しているが、一部運休となる。遠野-釜石は設備点検後の午後3時以降に運転再開する見通しだが、再開後も一部運休する見込み。

 山田線は盛岡-上米内は運転しているが、一部運休もある。上米内-宮古は設備点検後に異常がなければ運転を再開する予定。再開後も一部運休する見込み。

 花輪線は運転を再開。八戸線は八戸-階上は運転を再開したが、階上-久慈は陸中中野駅で駅設備に被害が出ているため終日運転を見合わせている。大船渡線BRTは大船渡-碁石海岸口駅で経路を専用道から一般道に変更して午後3時ごろに運転を再開する予定。

 東北地方整備局三陸国道事務所によると午後1時現在、冠水のため道の駅たろうのトイレ、道路情報施設の一部が使用できない状況が続いている。

 東北電力によると午前11時現在、県内では宮古市や大船渡市、遠野市、釜石市、大槌町、山田町で計約1100戸が停電しており、復旧作業に取り組んでいる。