県内に初の大雨特別警報が出された台風19号は、沿岸を中心に記録ずくめの豪雨をもたらした。13日の24時間降水量は普代など3地点で県内の観測史上1位を更新。台風の接近に伴って湿った暖気が沿岸全域に流れ込み、積乱雲が発達したとみられる。

 12日までの24時間降水量の県内観測史上1位は釜石の356ミリ(2002年7月11日)。13日は普代437・0ミリ、岩泉・小本416・0ミリ、宮古394・5ミリと3地点が上回った。6地点が300ミリ以上を記録した。

 降り始めからの総降水量は普代467・0ミリなど。2016年の台風10号は久慈・下戸鎖(しもとくさり)278・5ミリが最多だった。

 短時間の豪雨も特徴的だった。13日の1時間降水量の最大値は普代で県内の過去観測史上2番目となる95・0ミリなど、5地点で観測史上最大に。宮古、岩泉、田野畑、普代、久慈では記録的短時間大雨が計8件発表され、気象レーダーなどを基にした解析雨量は最大1時間約110ミリだった。