久慈市などがロケ地となった映画「星屑(ほしくず)の町」(杉山泰一監督)の完成披露上映会は10日、同市川崎町のアンバーホールで行われた。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の主演女優のん(本名能年玲奈)さんがヒロインとなり、同市の新たな魅力を引き出した作品。約250人が来場し、地元を舞台に繰り広げられる物語を堪能した。

 映画は5月に同市山根町や久慈地下水族科学館もぐらんぴあなどで撮影し、同市内のエキストラ約100人が参加した。ムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描いた作品で、のんさんは歌手を夢見る田舎娘役。上映中は何度も笑いが起き、エンドロール後は大きな拍手に包まれた。

 完成披露上映会は今回が全国初。杉山監督とプロデューサーの高橋正弥さんが壇上で映画の魅力を語った。のんさんもビデオメッセージで登場し「地元の人が温かく迎えてくれた。海でなく山の久慈は初めてで新鮮。山菜などもおいしかった」と思い出を語った。映画は2020年春に全国公開。