JR盛岡支社は10日、台風19号の接近に伴い12、13日の釜石線など5路線の臨時列車23本を運休すると発表した。13日に釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで予定されるラグビーワールドカップ(W杯)のナミビア-カナダ戦の開催は難しい方向に傾きつつある。

 野田武則市長は10日夜、岩手日報社の取材に対し「(列車の運休など)状況はますます厳しくなった。被災地開催の意義を考えれば、安全が最優先だ。早い段階での判断を大会組織委に求めている」と述べた。

 W杯日本大会組織委員会と国際統括団体ワールドラグビーは10日の記者会見で、13日の日本-スコットランド、ナミビア-カナダ(午後0時15分開始)など4試合は当日朝に判断すると説明したが、タイミングが早まる可能性もある。

 JR盛岡支社によると、釜石線はW杯対応の花巻-釜石間、花巻-大槌間の臨時列車を12、13日で上下計10本を運休。両日は大船渡線一ノ関-気仙沼間の「ポケモントレイン気仙沼号」、八戸線久慈-八戸間の「東北エモーション」、全国ご当地もちサミット対応の盛岡-一ノ関間の臨時列車、山田線盛岡-宮古間の「さんりく宮古」も計13本運休する。それぞれ代替の輸送手段は用意しない。