台風19号の接近に伴う安全確保のため、第19回全国障害者スポーツ大会「いきいき茨城ゆめ大会2019」の実行委員会は10日、12~14日に予定していた大会の開催を中止すると発表した。既に出発していた本県選手団は、全日程の取りやめに落胆した。

 大会には本県から正式競技に選手58人、役員41人の計99人が参加する予定だった。10日午前には盛岡市のJR盛岡駅で出発式を行い、既に中止が決まっていた一部競技を除く選手団が茨城県へ向かった。全日程中止の連絡は午後3時ごろ、上野駅で受けた。

 陸上競技の選手や役員らは茨城県に1泊。他の選手らは同日のうちに本県へ戻った。藤井公博団長(78)は「自然には勝てないが、本県の代表として選ばれた選手の気持ちを考えると残念だ。選手は生きがいを持って1年間取り組んできた」と肩を落とす。水泳の横屋等選手(70)=盛岡市津志田=は「2種目で優勝した静岡大会(2003年)ぶりの出場だったのに」と残念がった。