遠野市の遠野高(阿部伸校長、生徒392人)は9日、同市と住田町境の蕨(わらび)峠近くの山で、100年以上続く伝統のウサギ狩りを行った。

 全校生徒はやぶを囲むように半円状に並び、進軍ラッパの合図で前進。強風が吹き荒れる中、大声を上げながらネットを持って構える捕獲隊の方向へウサギを追い立てた。

 ウサギに変装した生徒2人を捕まえ、保護者がサプライズで用意した飼育ウサギ1匹も無事保護。第1発見者の三浦愛彩(あいさ)さん(1年)は「本物のウサギに触れられるとは思ってもいなかった。初めての体験ができてうれしい」と感激していた。