北上市平沢で栽培されているバナナ「北上縄文実芭蕉(バナナ)」が30日、初めて収穫された。農薬を使わずに皮まで食べられる北国のバナナがいよいよ出荷を迎えた。

 ビニールハウス内のバナナは房が幾重にも連なり、実は長さ20センチほどに成長。栽培する同市の農業法人・ごろすけACファーム代表取締役の大沢啓造さん(70)が緑色の6房、約130本分をはさみで収穫した。

 大沢さんは「無事に育ち感無量。まるごと食べられるなど、既成概念を打ち破れたらいい」と喜んだ。5日ほど追熟し、消費者へ届ける。

 特殊技術で耐寒性などを強化した種苗を導入し、昨年9月に42本を植えた。1回の収穫期で計約7500本を収穫できる見込み。3年で5回の収穫が可能だ。

 同ファームは苗の栽培支援のメンバーシップ制度を立ち上げ、1口2万円でバナナ20本を提供する。申し込み、問い合わせは大沢さん(090・8179・8664)へ。