東北農政局県拠点は30日、本県の2019年産米の作柄概況(9月15日現在)を発表した。5月の田植え時季以降の気温が高く、日照時間が長かったことから生育はおおむね順調で、県全体の作況指数(平年作=100)は103の「やや良」となる見通し。このまま確定すれば16年以来3年ぶりの良好な作柄が期待できる。 

 調査対象は県内の水田351カ所。作柄は県全体、地帯別共に8月15日現在の「やや良」を維持した。地帯別の作況指数は北上川上流(盛岡市、八幡平市など)と同下流(花巻市、奥州市など)が103、北部(二戸市など)が104だった。東部(宮古市、釜石市など)は、やませ(北東風)の影響がほとんどなく、著しい低温がなかったために105と高かった。

 県全体の穂数は平年に比べて多く、全もみ数(穂数と1穂当たりのもみ数の乗数)は「やや多い」見込み。登熟(開花、受精から成熟期までのもみの肥大、充実)の良否は「平年並み」の見込み。

 作柄良否は▽良(平年比106%以上)▽やや良(同105~102%)▽平年並み(同101~99%)▽やや不良(同98~95%)▽不良(同94%以下)-の5段階。概況は10月15日現在でほぼ固まる見通しだ。