矢巾町は8日、全天候型ドーム施設の建設構想を明らかにした。19日にスポーツのまち宣言を行い、生涯スポーツの拠点施設とする。事業化に向け準備が進む盛岡南道路や建設中の岩手医大付属病院、昨年開通した東北道矢巾スマートインターチェンジ(IC)など周辺環境も見極め、建設場所を検討していく。

 8日の定例記者会見で高橋昌造町長が公表した。「県内に全天候型ドーム施設はない。医療拠点となる矢巾町を訪れる県民が、県内初のドームで運動し、健康づくりにつなげる施設にしたい」と意気込んだ。

 町によると、施設は屋根付きドーム型とし、グラウンドゴルフやテニスなど多様なスポーツを天候を問わず楽しめる。岩手医大付属病院の9月開院に伴い全県の医療拠点化が進むのを背景に、生涯スポーツ施設を設け、県民の健康増進に役立てる。

 建設場所は、東北地方整備局が事業化を目指す盛岡南道路沿線を視野に入れる。同道路は盛岡市永井の国道46号盛岡西バイパス南端から、矢巾町西徳田の国道4号まで約7キロ区間をつなぐ。詳細な経路は岩手医大付属病院、矢巾スマートICとの位置関係や交通状況などを踏まえ、今後検討が進む。