8日の県内は冬型の気圧配置の影響で晴れや曇りとなった。八幡平市では市指定無形民俗文化財で、女性の荒行として知られる平笠裸参りが行われ、白装束姿の女性10人や地元の平笠小の児童12人を含む32人が無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、田園地帯を練り歩いた。

 一行は同市平笠の宮田神社を出発。曇りで時折小雪も舞う中、験竿(けんざお)や鈴を手に、寒さで頬を赤くさせながら約8キロ離れた同市大更の八坂神社を目指した。

 裸参りは1700年代に岩手山の噴火沈静化を願って始まったとされ、戦時中、出征した男性に代わり女性が参加するようになった。孫2人と次女の家族4人で参加した同市大更の会社員吉田美子さん(55)は「災害やけがのない、穏やかな一年になるとうれしい」と願った。