全日本スキー連盟(SAJ)B級公認第59回県スキー選手権アルペン競技会第1日は8日、八幡平市の八幡平リゾート下倉スキー場で男女の回転が行われ、男子は阿部健汰(東経大2年、岩手高)が初優勝を飾り、女子は畠山睦美(専大4年、平舘高)が4年ぶりに頂点に返り咲いた。阿部は1回目40秒34、2回目はB級公認の県外勢を含む全体のラップタイムの44秒05をマーク。合計1分24秒39で逆転勝ちした。畠山は1回目42秒78、2回目46秒80の合計1分29秒58で、2位に4秒余りの大差を付けた。K2(中学1年から高校1年早生まれ)は男子が高橋大虎(だいご)=北上・和賀西中3年=が2連覇、女子は鈴木杏(一関中2年)が県勢で最高位の2位となった。

 SAJ公認レースのため県外の選手も出場しているが、県勢以外は県選手権の順位に含まれない。

学生選手、滑り出し上々

女子回転 1、2回目とも安定した滑りで優勝した畠山睦美(専大)

 県選手権の回転を制した男子の阿部健汰(東経大2年)と女子の畠山睦美(専大4年)はともに今季初レース。全国レベルの大会で活躍を目指す学生スキーヤーが上々の滑り出しを見せた。

 安定した滑りが持ち味の阿部は1回目、他県の高校生を含めて7位とやや出遅れた。それでも「高校生には負けられない」と2回目に意地を見せる。軽快なターンでスピードに乗り、ミスなく滑り全体のトップタイムをマーク。吉田匠吾(盛岡三高3年)ら有力選手を抑えた。

 畠山はホームゲレンデでの今季初戦となり「練習の課題を意識しながら滑ることができた」と手応えをにじませた。

(斉藤大)