花巻市大迫町の市総合文化財センター(平野克則所長)で、同町を拠点に明治から昭和の約半世紀にわたり、操り人形興行をした亀花一座の企画展を開催している。一座を結成し、「操り人形を扱っては、右に出る者なし」と評された同町亀ケ森出身の藤田惣吉(1888~1951年)らの業績を実際に使われた人形、衣装、舞台幕などとともに紹介し、往時の活躍ぶりを伝えている。

 西和賀町沢内の碧祥(へきしょう)寺博物館(太田宣承(せんしょう)館長)と同市博物館(高橋信雄館長)の所蔵品計74点を展示。人形は馬に乗った赤ん坊、化け猫、幽霊などで、指を使い頭や腕を動かす構造。一座の元メンバーや芝居を鑑賞した住民の証言を基に再現した舞台も設置した。

 3月17日まで。午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般200円、小中高生100円。市内の小中学生はまなびキャンパスカード、高校は生徒手帳、富士大生は学生証を提示すれば無料。問い合わせは同センター(0198・29・4567)へ。