陸前高田市教委は8日から1週間、市内の小中学校教諭6人を米カリフォルニア州のサンフランシスコと姉妹都市のクレセントシティに派遣する。2020年度から全面実施される新学習指導要領が重視する思考力などを養うため、対話中心の授業を視察。東日本大震災後の支援を通して海外とつながった陸前高田市の特性を生かし、市独自の学力アップに向けた取り組みに生かす。

 6人は15日までの日程で訪問。小学校から大学まで授業を視察する。対話中心の授業など指導や教育制度の違いを教員が肌で感じることが狙い。新指導要領に盛り込まれる「社会を生き抜く力」の養成、小学校の英語教科化などの授業力アップにつなげる。帰国後は校内で経験を共有する機会を設ける。

 小友小の川原一人教諭(35)は「日本と海外の教育の違いを見られることは貴重。教育の違い、授業の進め方を学び、子どもが主体的に学ぶような授業にしていきたい」と意欲を見せる。