深刻化するプラスチックごみによる海洋汚染対策として、プラスチック製ストローの使用をやめる取り組みが県内でも動き始めた。雫石町高倉温泉の雫石プリンスホテル(佐藤光紀総支配人)は4月から廃止し、希望者には紙製ストローを提供する。他のホテルや喫茶店も別素材のストロー導入を検討するが、代替品は高価で経営者を悩ませる。世界的に「脱使い捨て」の流れが加速する中、プラスチック製品に対する抜本的な対策も求められる。

 同ホテルの廃止方針は、プリンスホテル(東京都豊島区、小山正彦社長)が決定。1月から全国の43ホテルなどでの使用を順次やめる。同社によると、全施設内で2017年度に使用したストローは約240万本。20年までに全て紙製に切り替える。

 盛岡市や八幡平市のホテルなどでも、木製や土にかえる生分解性のストローなど別素材の導入を検討する動きがある。県内に展開するファミリーレストラン大手も廃止している。