一関市など3市は4日の仕事始めの日に有給休暇を取得して、年末年始を9連休とするよう職員に呼びかけた。取得率はどれほどだったか。リフレッシュした職員も、あすから仕事だ

▼10年ほど前、休暇を組み合わせて17連休をとったことがある。急な思いつきで、何も計画はない。ひたすら自宅のテレビ前で過ごした。同僚からは「座布団の下にキノコが生えませんでしたか」とあきれられた

▼平成から新元号となる今年のゴールデンウイークは、祝日法の規定により4月27日から5月6日までカレンダー上では10連休となる。無為に過ごさないためには、しっかりしたプランが必要だ

▼もっとも、共働き家庭では子どもをどこに預けるか、学校の授業時間の確保、勤務日の減少で数万円単位の減収になりそうな人もおり、もろ手を挙げて喜んでばかりもいられない。大型連休を享受できない人もいる

▼旅行会社の調査では「自宅でゆっくり」という人が最多だが、「旅行」という答えも多い。働き方改革やワークライフバランスが声高に叫ばれる昨今、休養とレジャーをバランスよくということだろう

▼問題なのは、休むための環境や態勢づくり。個人の努力に任せるだけでなく、企業としての取り組みも求められよう。いささか気が重くなる長い休みの終わりに早くも次の休みのことを考えた。