農林水産物・食品のブランドを保護する地理的表示(GI)保護制度に登録されている「前沢牛」の産地、奥州市の岩手ふるさと農協(後藤元夫会長)は5日、同市前沢白山の前沢肉牛出荷場で、前沢地域内で肥育された肉牛を今年初めて出荷した。

 11農家が出品した黒毛和牛12頭をトラックに積み込み、東京食肉市場(東京都港区)に向けて出荷した。

 続いて安全祈願祭で神事を行い、後藤会長は「農畜産業を取り巻く環境は厳しくなるが、間違いない品質の肉を届けることが産地としての下支えになる」とあいさつした。

 初出荷は587~868キロの去勢11頭、雌1頭。8日に競りにかけられ、4等級以上などの条件を満たす枝肉がブランドの「前沢牛」となる。