三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)は4日、3月23日のリアス線の全線開通に向け、同市宮町に運行本部を設置した。今月28日には、移管されるJR山田線宮古-釜石間(55・4キロ)で営業車両の試運転を始める予定。全国最長163キロの第三セクター鉄道へ着々と準備が進んでいる。

 三鉄会長の達増知事は本部で社員約40人を前に「今後の岩手の未来を切り開く大事な一年。県民の信頼、ファンの期待に応えられる三陸鉄道にしたい」と訓示。中村社長と看板を設置した。

 運行本部は宮古駅の東約500メートル。1階は運転士の宿泊所、2階は指令室などを備え、今後運転士ら約40人が業務の拠点とする。施設は三鉄が移管準備のためJRから借りており、3月23日付で宮古市を介して譲渡を受ける。