県内企業や団体のトップは4日、社員らに対し年頭の抱負を述べた。県内ではラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催、全国的には新天皇即位など大きな行事が多く、国際情勢も予断を許さない2019年。各トップは困難や変化を前向きに受け止め、新しい時代に挑む気概を求めた。

 ラグビーW杯で大勢の関係者や観光客を迎える釜石市。酒造会社浜千鳥(同市小川町)の新里進社長は社員ら約20人を前に「国内外のお客さんに食文化の日本酒を理解してもらうことが大切で、責任は重い」と強調。社員は表情を引き締め、醸造や瓶詰め作業に取り掛かった。

 花巻空港では台湾に続く国際定期便として上海便の月内就航が見込まれ、インバウンド(訪日外国人客)の拡大が見込まれる。花巻市湯本の花巻温泉では、安藤昭社長が「日本の人口減少は避けて通れないが、それをカバーする国際便の増便は明るい材料。観光が注目される年なので頑張っていこう」と呼び掛けた。