バレーボールの第71回全日本高校選手権(春高バレー)は5日、東京都調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、男女各52校が頂点を争う。本県代表は男女とも初日5日の1回戦に登場。男子・一関修紅(2年ぶり12度目)は開智(和歌山、24年連続24度目)、女子・盛岡誠桜(5年連続24度目)は岩美(鳥取、2年連続2度目)と対戦し、上位進出を目指す。

プレーの精度が鍵に 一関修紅

コンビバレーで全国に挑む男子・一関修紅

 16強入りした2017年以来、2年ぶりの春高。当時1年生でコートに立った3年生にとっては高校生活で集大成の大会となる。

 県予選決勝は第1セットを失ったものの、3セットを連取して逆転勝ちした。ミドルブロッカー(MB)横欠旭飛(あさひ)主将(3年)は「これまでは最初のセットを落とすと、ずるずる引きずっていたが、県予選ではしっかり修正できた」とチームの精神面の成長を感じ取る。

 横欠とウイングスパイカー(WS)武田柊嗣(しゅうじ)(3年)以外は180センチ以下と高さはないが、セッター石川嵐斗(同)を中心とした速攻が持ち味。勝負どころのミスを減らし、チャンスで確実に得点できるか。一つ一つのプレーの精度を高めることが求められる。

攻守のバランス良く 盛岡誠桜

攻守の総合力で上位を狙う女子・盛岡誠桜

 県高校総体は主力メンバーに故障者が続出し、決勝で敗退した。その悔しさをばねに「勝ちたいとの執念が強くなり、普段の練習から自主性が生まれた」(伊藤崇博監督)選手たちは、県予選で1セットも落とさずに5連覇を達成した。

 多くの選手がけがから復帰。いずれも3年のウイングスパイカー(WS)川村花緒、及川瑠奈らの爆発的な攻撃力に加え、守備の要のリベロ大久保瑠衣がチームの精神的支柱として存在感を示す。伊藤監督は「過去のチームよりもバランスが良く、総合力は高い」と評価する。

 気迫のこもったプレーが持ち味の大久保は「アタッカーやセッターを後ろからバックアップし、全国のてっぺんを狙う」と意気込む。