熊本県和水町(なごみまち)で最大震度6弱を観測した地震が起きた3日夜、同県出身の県民らは現地の家族や友人の安否を気遣い、不安を募らせた。東日本大震災から本県の支援を続けている人もおり、県民は被災地の無事を願った。

 震度6弱を記録した和水町に隣接する玉名市出身の北上市議安徳寿美子さん(66)=北上市黒沢尻=は「実家は被害がなくほっとしたが『震度以上の体感だった』と話していた。(熊本地震からの)復興のさなかに大きな地震が発生し、とても心配だ」と案じていた。

 東日本大震災後に遠野、釜石両市などに支援物資を届け、昨年5月に再訪するなど本県との交流を続けている工事業堀江清次郎さん(64)が住む菊池市は震度4だった。和水町は菊池市から西側に約30キロと近く「2016年の熊本地震で、益城(ましき)町は2回目の大きな揺れで被害が出た。しばらく油断はできない」と気を引き締める。