花巻空港と中国・上海の国際定期便が30日就航し、本県とアジア屈指の大都市が結ばれた。第1便の乗客は多くがスキーやスノーボード目当てで、2022年の北京冬季五輪に向けた中国のウインタースポーツ人気が浮き彫りに。本県観光関係者はあの手この手の集客策に知恵を絞る。

 135人が乗った上海からの第1便は、午後2時すぎに花巻空港へ着陸。観光関係者やゆるキャラの温かい出迎えを受け、バス5台で八幡平市の安比高原スキー場方面へ向かった。

 県は、東京都や京都府、大阪府など定番の観光地を訪れた中国人旅行客の間に、地方への観光需要が高まっていると分析。花巻市の花巻温泉の佐藤寿美取締役セールス部長は「中国人が春以降にどれぐらい来てくれるかが課題だ。岩手には桜や紅葉の観光地や温泉や食があり、スキー場のほか県全体に訪れていただきたい」とPRに努める。