米大リーグ、エンゼルスは2018年、アナハイムの本拠地エンゼルスタジアムのグッズ売り上げが大幅にアップした。球団は大谷翔平選手(24)=花巻東高=がメジャー1年目でベーブ・ルース以来の本格的な投打の「二刀流」に挑み、新人王に輝いた活躍が要因と分析。「SHO TIME」は営業面でも貢献度が大だった。

 エンゼルスの商品販売担当のエリック・アースア・ゼネラルマネジャー(42)は「(昨季は)5段階評価で最高の5だった」と顔をほころばせた。前年比3~4%増で「グッド」、8%増で「アメージング(素晴らしい)」との評価基準を設定している中「数字は外部の誰にも教えられない」とした上で「2桁%の伸びだった」と明かした。

 Tシャツやユニホームなどが所狭しと置かれているエンゼルスタジアム正面のグッズショップでは昨季、開幕時に12種類程度だった大谷選手関連の商品が半年後に84種類に増えた。近隣のディズニーランドとセットになったツアーも好評で、週末に幅広い年代の日本人観光客が訪れる光景はおなじみになった。レストランや売店の売り上げも前年より伸び、アースア氏は「大谷がエンゼルスと契約したときに、ここまでの売り上げを予測できた人はいなかった」と〝大谷効果〟に驚きを隠せない。

(共同=松下裕一)