三陸沿岸道路釜石ジャンクション(JCT)から東北自動車道花巻JCTを結ぶ釜石花巻道路(総延長80キロ)は、3月末までに全線開通する。内陸と沿岸を結ぶ自動車道の全線開通は県内初。ラグビーワールドカップ(W杯)を控える地域のにぎわい創出、釜石港への物流向上が期待される。

 開通が迫った釜石市甲子(かっし)町の現場では、舗装作業が行われている。花巻市東和町の自宅と釜石市の職場を週3、4日往復する会社員石倉佳那子さん(30)は「行き来しやすくなりありがたい。釜石に着いてからも街中が混むことが多いので、道路がつながればとても便利だ」と喜ぶ。

 東北地方整備局などによると、県内の復興道路・復興支援道路の開通状況は12月10日時点で、三陸沿岸道路213キロ中100キロ(開通率46・9%)、宮古盛岡横断道路66キロ中24キロ(同36・4%)、釜石花巻道路80キロ中63キロ(同78・8%)となっている。