三陸鉄道(中村一郎社長)は1日、大船渡市盛町の盛駅発着の南リアス線「初日の出号」を運行した。県内外の40人が太平洋から昇る太陽に新年の願いを託した。

 辺りがまだ暗い午前6時15分に同駅を出発し、日の出の時刻に合わせて同市三陸町吉浜の線路上で停車。同6時50分ごろ、水平線にかかった雲の隙間からオレンジ色の太陽が姿を見せると、乗客たちは車窓からの景色に見入り、熱心にカメラやスマートフォンに収めた。

 三鉄は3月23日、同駅から久慈駅までを結ぶ「リアス線」が開通する。運転士を務めた吉田哲運行本部指令部長は「沿岸を笑顔でつなぐ鉄道となれるよう、安心安全な運転でお客さまをおもてなししたい」と決意を新たにした。