県は2019年度、中小企業の生産性向上や人材育成への支援策を強化する方針を固めた。高度技術に関する研修や生産ラインへの人工知能(AI)導入に向けた専門家の派遣などを予定。県南部を中心に集積が進む自動車、半導体関連産業との取引拡大につなげ、雇用創出を図る。

 県の19年度一般会計当初予算案に関連費約9500万円が盛り込まれ、県議会2月定例会に提案される見通しだ。

 高度技術研修では▽3次元ものづくり▽設計・加工▽計測▽分析評価-の4分野をテーマに年3~5回開催。中小企業の技術者を対象とし、19年度に160社の参加を想定する。

 あらゆるものがインターネットでつながる「モノのインターネット」(IoT)やAIの普及に向けては、先進技術を学ぶ基礎セミナーも企画。大学の教員や企業関係者の製造現場への派遣などを通じて、生産ラインへの導入を後押しする。