「スイッチ」一つで、もう一度なもみに来てもらおう-。野田村のなもみ保存会(小野寺勝会長)は、村内全戸に配備されているテレビ電話「のんちゃんネット」を通じて、小正月行事なもみの映像を配信する「なもみスイッチ」を始めた。なもみが各世帯への訪問を終えても子どもがずっといい子でいるように、画面を通して年中呼ぶことができる。

 同村では15日、村職員らによる10体のなもみが34世帯を回った。同村野田の丹治さくらちゃん(3)は「怖かった」と声を絞り出し、父諭由(つよし)さん(33)=村職員=は「2、3カ月は効いて、おとなしくしている」とほほ笑む。訪問した家庭になもみスイッチの申込書を配り、23世帯から申し込みがあった。

 なもみスイッチは、村内限定のテレビ電話のんちゃんネットを活用。申し込み世帯だけに表示される画面内の「なもみスイッチ」を押すと、なもみが画面に向かって「ウオー」「悪い子はいねえが」と迫力満点に迫る約1分間の映像が流れる。

 申し込みは村内限定。問い合わせはなもみ保存会事務局(0194・78・2963)へ。