一関市藤沢町の藤沢文化センター縄文ホールで27日、中東北田植え踊り大会(市主催)が開かれた。同センターの開館20周年記念事業の一つで、伝統芸能の再認識や後継者育成に弾みをつけるのが狙い。同町とゆかりの深い、本県と宮城県の七つの田植え踊り保存会から計約180人が参加し、地域の特色あふれる踊りで観衆を沸かせた。

 満員の約500人が見守る中、各団体とも色鮮やかな衣装を身にまとい踊りを披露した。個性豊かな太鼓のリズムや歌詞で観衆を楽しませた。

 同市千厩町奥玉の入山沢(いりやまさわ)田植え踊り保存会は、この大会を機に16年ぶりに復活。平均年齢64歳のメンバー14人が息の合った踊りを披露した。小野寺進代表(66)は「初舞台のような気持ちだった。後世に継承できるよう活動の機会を増やしたい」と意気込みを新たにした。

 出演団体のとりを飾ったのは地元の徳田(とくだ)田植え踊り保存会。子どもたちを中心に元気な踊りを披露し、大きな拍手を集めた。