老朽化が進む盛岡市高松の市立図書館(馬場雄一館長)について、市教委は耐震補強を含めた大規模改修を実施して存続する方針を示した。2021年度着工で、22年度利用開始を目指す。施設存続を希望していた市民にとって朗報だが、利用団体や学識者による市図書館協議会(高橋美知子会長)は整備方針にもっと市民の意見を取り入れるべきだと要望。単なる改修ではなく知の拠点・交流場所として機能拡充を求め、今後も協議を継続する。

 24日に同図書館で開かれた同協議会で、委員11人に馬場館長が方向性を説明。同図書館は築47年が経過し、耐震強度も「震度6~7程度の地震で倒壊、崩壊する危険性が高い」と診断されている。市教委は新築と改修の複数の手法を検討。現施設に大規模な耐震改修を実施し、バリアフリー化やトイレの洋式化、冷暖房設備の改善などを施す考えだ。