大槌町は25日の町議会議員全員協議会で、平野公三町長が実施方針を示していた東日本大震災で犠牲になった町職員らの被災・死亡状況調査の内容を説明した。文書による情報収集や町職員が取りまとめを行うという町の方針に対し、議員から聞き取り調査を推す声や透明性を問う意見が出された。平野町長は遺族や町議の意見を踏まえ、態勢や方法を再度協議する考えを示した。

 調査は町畜産振興公社職員含む犠牲者40人が対象。震災当時に在籍していた計104人から目撃情報などを収集し、町総務課がまとめる。町は文書による調査理由を「職員の心への配慮が必要」と説明した。

 平野町長は同協議会終了後、報道陣に対し「遺族や議員の意見を踏まえ内部で協議し、遺族ともやり取りして進め方を考える。遺族の納得する調査に近づけたい」と述べた。