県の2019年度一般会計当初予算案の知事査定は25日終了し、総額は18年度当初より約200億円少ない9300億円程度となった。県政の最上位計画となる次期総合計画(19~28年度)の初年度に当たり、東日本大震災や16年の台風10号豪雨からの復興を最優先に、県民の幸福度向上につながる施策を盛り込む。同計画を進め岩手の未来を切り開くとして、達増知事は「新時代スタートダッシュ予算」と名付けた。

 予算総額は復興関連事業の減少に伴い、3年連続で1兆円を下回る。内訳は震災対応分が18年度当初より約150億円少ない2700億円程度、それ以外の通常分は数十億円減の6600億円程度となる。

 震災復興では、被災者の心のケアやコミュニティー形成支援に継続して取り組む。三陸防災復興プロジェクトや、ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催などの準備費用も盛り込む。