大槌町大槌の大槌高(瀬戸和彦校長、生徒190人)の生徒有志でつくる同校復興研究会は、防災活動に取り組む若者らをたたえる本年度の「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」(兵庫県など主催)の高校生の部で優秀賞に選ばれた。東日本大震災後、町内の写真を定期的に撮影し、震災の記憶と町の復興過程を未来に伝える活動を展開。生徒らは受賞を励みにさらなる発展と継承を誓う。

 24日は生徒7人が町役場を訪れ、平野公三町長に受賞を報告した。平野町長は「やりたいこと、思いを実現し、もっと取り組みが活発になってほしい」と激励。菅野雅也さん(2年)は「活動を通じて復興を感じ、まだまだ可能性がある町だと気付いた」と強調した。

 表彰式・発表会は13日に神戸市で行われ、発表では写真のスライドショーに合わせて震災時の被災状況やその後の町について説明。「活動を通じて町を知り、伝えることで震災を風化させない」と決意を示した。