漫画家・弘兼憲史さんの人気漫画「会長 島耕作」の国際リニアコライダー(ILC)編が週刊漫画誌「モーニング」(講談社)24日発売号から始まった。連載は3月ごろまで続く予定。政府の判断期限3月7日に向け、高い知名度を誇る島耕作がILC誘致を全力で応援する。

 初回は経済団体幹部の島耕作がILCの仕組みと日本誘致の動きを知り、誘致実現に協力を約束する内容。島耕作がゴルフのラウンド中にボール同士が空中で偶然衝突する場面から始まり、電子と陽電子をぶつけるILCを分かりやすく伝えている。

 ILC誘致を巡り、日本学術会議では「国民的理解」の醸成が必要との指摘もあった。昨年6月に発足したILC100人委員会のメンバーでもある弘兼さんは「みんなにILCのことを知ってほしい。米・シリコンバレーのような研究都市が東日本大震災で疲弊した地域にできることはうれしく、ぜひ実現してほしい」とエールを送る。