盛岡市は2019年度、市配偶者暴力相談支援センター(平賀圭子センター長)の機能を拡充する。盛岡広域8市町では配偶者や恋人からの暴力(DV)の相談窓口が同市にしかないため、予算を増やして8市町全域からの相談受け付けを掲げる。出張相談や情報共有の促進など、自治体の垣根を越えた連携で被害者を支える。

 同センターは同市中ノ橋通のもりおか女性センター(平賀センター長)内にあり、市内外の相談者が苦しい胸の内を明かす。暴力のほか、暴言や冷酷な言動による精神的DVや、生活費を渡さない、過度に家計管理を拘束するなどの経済的DVも含まれる。17年度は市外からの相談が187件と全体(865件)の約4分の1を占めた。

 市は自治体の連携を強化するとともに、300万円程度だった相談事業予算を19年度は428万円に増額。相談員は3人で変わらないが、人件費の予算アップでDV相談に対応する時間を週15時間程度増やす。

 同支援センター(019・604・3304)の相談時間は、月火金曜が午前10時~午後5時、水木曜が午前10時~午後8時。