久慈市身体障害者協議会長の堀越政季さん(83)=同市源道=は、2018年度の障害者自立更生等厚生労働大臣表彰を受賞した。更生援護功労者として、長年にわたり身体障害者の福祉の増進、相談に熱心に対応してきたことが評価された。「感謝の気持ちを忘れずに今後も励みたい」と意気込みを新たにしている。

 堀越さんは2歳ごろにやけどを負い、股関節の脱臼によって右脚が不自由になった。中学卒業後、手に職を付けようと建具製造業者で住み込みで修業した。重労働に耐えられるか心配もされたが「意地になって修業を続けた」。

 27歳で木の建具・オーダー家具のホリコシを開業。現在は同社取締役会長に就いている。既製品にはない寸法の建具と家具製造に応じ、「55年間、いろんな苦労もした」が不屈の精神で仕事にまい進した。

 00年から同協議会長、市身体障害者相談員となった。08年からは県身体障害者福祉協会の副会長も務めている。障害のある人それぞれの声に誠実に耳を傾け、悩みの解決や社会参画を促したりしてきた。