東日本大震災の教訓を後世に伝えるため、盛岡市の復興支援団体SAVE IWATE(寺井良夫理事長)は2018年度、市と連携し、新たな活動に乗り出した。同市に避難した住民の生活を記録した手記を刊行するほか、震災の語り部を養成する事業を展開。東日本大震災から7年10カ月が経過し、震災の風化が懸念される中、惨禍の記憶を内陸から発信する。

 22日に市役所で開かれた復興関連の有識者会議、市復興推進アドバイザリーボードで説明した。

 内陸避難者の手記は「残したい記録 伝えたい記憶」と銘打ち、千部発行。宮古市や大槌町などで被災し、盛岡市に移住した住民ら16人が当時の記憶や震災に対する思いを執筆する。