岩手競馬の競走馬から相次いで禁止薬物の筋肉増強剤ボルデノンが検出された問題で、県競馬組合(管理者・達増知事)は23日、競馬法違反の疑いで県警に告発状を提出した。地理的に離れた水沢、盛岡の両厩舎(きゅうしゃ)で発生したため、何者かが故意に薬物を摂取させた可能性が強いと判断した。

 組合によると、5頭の検出馬が出た経緯に関する説明文を添えて告発状を提出。県警は受理したか否かを明らかにしていない。

 岩手競馬では、昨年7~10月に出走した水沢厩舎所属の4頭からボルデノンが検出され、11月にレースを休止。監視カメラ増設などの対策を講じて再開したが、12月には盛岡の厩舎から5頭目の検出馬が出た。