県踏切道改良協議会合同会議(議長・高田昌行東北地方整備局長)は22日、盛岡市内で会合を開き、国が対策の検討を求めた県内6カ所のうち、盛岡市北夕顔瀬町の境田川原(さかいだがわら)踏切など4カ所の踏切の改良計画を了承した。順次改良工事に着手する。いずれも幅が狭く、通学路として危険が長年指摘されてきたが、車道の拡幅や歩道の整備などで安全対策が大きく進む。

 改良計画を認めたのはほかに、盛岡市上米内の大誘(おおざそう)、奥州市水沢佐倉河の新張(にいばり)、矢巾町又兵エ新田の上杉の各踏切。道路管理者の地元自治体と鉄道事業者が現状の課題と工事の内容を説明し、各市町の教育委員会や県警などの関係者が意見を交わして合意した。

 各踏切は地元小学校の通学路に指定されているが、幅が狭く歩道もなく、対策が急務だった。IGRいわて銀河鉄道の境田川原踏切は幅3・3メートルで歩道がなく、車のすれ違いもできない。住宅地と盛岡駅前を結ぶため交通量が多く、近年はスリップして立ち往生したタクシーに列車が衝突したり、列車に男性がはねられる事故も相次いでいる。