今冬の県内は平野部で雪が少ない傾向となっている。盛岡市の小学校は校庭でのスキー学習の縮小を余儀なくされ、雫石高は伝統の雪上運動会の中止を決めた。除雪費が抑えられ、自治体からは歓迎の声が漏れるが、雪に関するイベントの関係者は頭を悩ませる。一方、山沿いは平年並みの積雪に。21日は県南や山沿いを中心にまとまった雪となり、「いわて雪まつり」の主会場、雫石町の岩手高原スノーパークでは十分な量の雪を使って雪像づくりが始まった。

 盛岡市内の多くの小学校校庭には「スキー山」があり、児童が滑る練習を積む。同日日中の同市大通の桜城小(外山敏校長、児童368人)のスキー山は、積雪が少なく、地肌が見えて滑れない状態。2月上旬までに予定するスキー場での滑走前に10回ほど練習するつもりだったが、難しい状況が続く。

 平野部に対して、山沿いの降雪は例年並み。同町のいわて雪まつり(実行委主催、2月2~11日)の主会場、岩手高原スノーパークでは21日、陸上自衛隊岩手駐屯地の隊員らがステージや滑り台など雪像10基の制作を始めた。