八幡平市特産のブランドリンドウ「安代りんどう」の生産者や研究者計6人は9日から6日間の日程でアフリカ東部のルワンダを初めて訪問し、同国の生産現場などを視察した。今月欧州に出荷予定の約8千本はおおむね良好に生育しており、メンバーは現地の生産者に栽培方法を指導、助言。ルワンダでの生産は、安代りんどうの世界市場への安定供給やブランド力の強化につながると期待されており、訪問した生産者は今後の展開に注目する。

 ルワンダを訪れたのは同市の新岩手農協八幡平花卉(かき)生産部会の立花賢生部会長(43)ら役員4人と市花き研究開発センターの日影孝志所長(62)ら職員2人。首都キガリ近郊の圃場でオリジナル品種「安代の輝き」の生育状況を確認した。

 日影所長によると、花はおおむね順調に育っており今月中にオランダへ出荷される予定。一方で、一部の花にはアブラムシによる被害や、「片花(かたばな)」と呼ばれる花の付き方にむらのある状態が見られ、同部会メンバーが薬のかけ方や肥料を与えるタイミングなどを指導した。今回は現地生産法人と今季の生産出荷に関する契約も結び、5月末までに約13万本の出荷を目指す。