21日の県内は、冬型の気圧配置の影響で曇りや雪となり、36観測地点中23地点で最高気温が零度以下の真冬日を記録した。久慈市では、最盛期を迎えた特産の寒締めホウレンソウの収穫が行われた。

 同市宇部町の農家川平義明さん(61)は、同市長内町のハウス30アールで栽培。青々としたホウレンソウを手際よく収穫し、軽トラックに積んで近くの出荷作業場に運んだ。

 冬は雪よけでビニールを掛けるが、内部には冷気が吹き込む。寒さが厳しいほど糖度が増し「寒締め」に仕上がる。妻れい子さん(60)は「昨年より寒くて甘みがある」と自信を見せ、義明さんは「食べてもらわないと甘みは伝わらない」と消費拡大を期待した。