県内でインフルエンザの流行が拡大している。県と盛岡市は21日、学校など23施設の休業措置を発表。定点観測による1医療機関当たりの県の患者数(7~13日)は27・0で流行警報基準値(30・0)に迫り、盛岡市など4地区では既に警報値を超えた。さらに拡大する恐れがあり、こまめな予防が重要だ。

 県内10保健所管内別の1医療機関当たりの患者数は盛岡市が35・91、奥州35・71、一関33・43、宮古30・80と警報値以上。全地区で前週から患者数が増加しており、大船渡29・50、中部20・83などさらなる流行も予想される。

 学校などは冬休みが終わり、集団生活再開で感染が拡大することも考えられる。県環境保健研究センターの梶田弘子保健科学部長は「せきやくしゃみが出る子はマスクを着用し、しぶきの飛散を防いでほしい。こまめな手洗いも大切だ」と呼び掛ける。