沖縄県うるま市の農水産業振興戦略拠点施設・うるマルシェ(宮城健支配人)に盛岡市の特産品コーナーが設置された。日本酒や南部せんべい、和菓子などが並び、地元住民や観光客の人気を集めている。友好都市の縁で企画し、盛岡市の商品開発コーディネーターが商品提案した。特産販売にとどまらず、生産者らの交流促進も目指している。

 同施設は、うるま市の地場産品と食の魅力を発信するため2018年11月にオープン。レストランやイベントスペースもあり、多い時は1日6千人以上が訪れる。盛岡コーナーでは、菊の司酒造の日本酒や浅沼醤油(しょうゆ)店の調味料、南部せんべいや和菓子、ドライフルーツなどを販売する。開設初日には、盛岡りんごも並んだ。泡盛が有名な沖縄では日本酒の酒蔵がほとんどないため、清酒が特に人気だという。

 施設を受託運営するファーマーズ・フォレスト(宇都宮市、松本謙社長)が、長年続く両市の交流に着目し、目玉の一つとして企画した。宮城支配人が同年9月に来県し、商品開発のコーディネートを手掛けるパイロットフィッシュ(盛岡市)の五日市知香社長を介し生産現場を視察。取り扱う商品を吟味した。