宮古市出身のボーカリスト高岩遼さん(28)は19、20の両日、宮古、盛岡両市で、ソロデビューアルバム「10」のリリース記念ライブを行った。「10」はジャズ専門誌の2018年年間表彰も得た注目作。18歳で上京した時の「ビッグバンドでソロアルバムを出す」との誓いを果たした高岩さんにとって、万感の古里公演となった。応援してくれる仲間に感謝を伝え、さらなる飛躍を誓った。

 19日は、宮古市保久田のカントリーズcafeのステージに立った。高岩さんは、上京後の10年間の思いを詰めた「Black Eyes(ブラック アイズ)」、祖母に寄せる祖父の思いを想像した「Sofa(ソファ)」など、同盤収録作を含む十数曲を披露。約80人が詰めかけた会場を盛り上げた。

 小学校から高校時代、高岩さんにピアノを教えた同市泉町の主婦大坂久子さん(61)は「頑張ってほしいと、10年間ずっと応援してきた。こんなに活躍して最高にうれしい」と顔をほころばせた。