奥州市江刺伊手の熊野神社蘇民祭は19日夜から20日未明にかけて同神社で開かれ、下帯姿の男衆約60人が力強い掛け声を上げ邪気を払った。

 19日午後9時すぎ、祭りのハイライトの一つ「火たき登り」が始まり、丸太を約3メートルの高さに積み上げた「歳戸木(さいとぎ)」に火を放った。厄年を中心とした男衆が次々によじ登り、火の粉と煙を浴び「ジャッサー、ジョヤサ」と繰り返し叫んだ。

 クライマックスの蘇民袋争奪戦は午後11時半ごろスタート。護符などが入った麻袋をつかもうと激しくもみ合い、境内は熱気に包まれた。