県交通(盛岡市、伊壷時雄社長)は18日、盛岡市中心部で2月1日から、大型電気バスを運行すると発表した。1回の充電で長距離走行でき、輸送効率を高める。排ガスや騒音も抑え、燃油が不足する大規模災害にも強く、乗客やまちにさらに優しいバスになる。当面は1台を運行し将来的な増台も検討する。

 中国の大手メーカー製の1台を購入し、利用が多い盛岡駅東口-イオンモール盛岡南間の3・2キロ路線に投じる。平日なら1日77便のうち18便に活用する。乗車定員は56人で、燃油で走る現行大型車両とほぼ同サイズ。

 矢巾町の矢巾営業所には充電設備1基を設ける。満タンに充電すると200キロ以上走行でき、輸送効率が高まる。バス業界では運転手不足のため減便を余儀なくされる事態も起きており、人手不足の緩和に電気バスが一役買う。