東日本大震災で被災した陸前高田市の気仙小(金野美恵子校長、児童55人)の新校舎は18日、同市気仙町の高台に完成した。震災から7年10カ月。県内で被災した全ての公立校が再建された。子どもたちは「木の香りがする」「広くてきれい」と大喜び。古里の海とまちを見渡す学びやで、新たな暮らしに踏み出した。

 落成式には児童と住民ら約140人が出席。児童会長の鈴木愛弓(あゆみ)さん(6年)が「たくさんの人の心がこもった校舎を大切に使う」と誓い、子どもたちは元気よく校歌に声を合わせた。

 金野校長は「校歌にある『わが校舎』がやっと完成した。気仙の精神(こころ)を大事に地域の風が行き交う学校にしたい」と思いを込めた。