大槌町などの住民有志でつくる大槌宮沢賢治研究会(佐々木格(いたる)会長)は3月に開業する三陸鉄道大槌駅に宮沢賢治の詩碑建立を目指し、クラウドファンディングで資金協力を募っている。賢治の「利他の精神」を地元に広め、全国のファンとの交流促進の場とする。

 クラウドファンディングの期限は今月末で、建立に必要な金額は150万円。佐々木会長によると、16日までに十数人から申し出があったが、集まった金額は約60万円と目標には程遠く「何とか実現できるところまで近づきたい」と願う。

 同会は2016年、同町の三陸花ホテルはまぎくに賢治の詩碑を建てており、今回は第2弾。賢治が1925(大正14)年に三陸を旅した際、同町で詠んだ可能性が高いとされる「旅程幻想」を碑文に盛り込む。

 協力の申し出、問い合わせは佐々木会長(0193・44・2544)へ。